万願寺とうがらしレシピ 海老と吉野酢 射込み万願寺 おひたし
- 2015/6/18
- 和食の野菜
■万願寺唐辛子
6月、関西では初夏の味として万願寺をよく使います 万願寺は京野菜として有名です
15センチほどの長さは見事で、獅子唐を大きくした姿は凛々しく、初夏の素材として最
適です お客様にも喜ばれます
もともとはピーマンと唐辛子の交配種で大正時代には食べられていました 普通の京野菜よりも実際は歴史がありません
しかし、京野菜としての冠を持っているだけあって価格は高めです その為に、似た商品が他の産地でたくさん栽培されています 原価が気になる場合は、このような偽物?を使うのも良いかもしれません
焼いてオカカと共にお浸しを思い浮かべる方が多いと思います シンプルで素材の味を生かす食べ方です
今日はいくつかの万願寺とうがらし料理を紹介します
■万願寺唐辛子と海老、夏野菜の吉野酢炒め
マーマレードの酸味と甘味がおいしい一品です
海老は皮をむき背わたを除きます 、醤油にて軽く洗います
人参は拍子切りとします れんこんは一口の輪切りとします 南瓜はスライス しめじはほぐします 玉ねぎは一口サイズです
万願寺とうがらしはタネを取り切りつけます
海老をを溶いた片栗粉で揚げます 完全に火を通します
人参 蓮根 南瓜は予め湯通しします 素材に火が通りにくいのでそうします
油を少量いれて材料を軽く炒めます
出し4 米酢1 白醤油1 味醂1 砂糖 マーマレードジャム でソースを作ります 材料にソースをからめます 葛をひきます 白醤油はキノエネ) 白しょうゆ 1.8Lを必ず使ってください 他の醤油とは味が全く違います マーマレードと砂糖は好みで調整します 全体的に少し甘めが美味しく頂けます
しかり煮詰めます
盛り付けをします マーマレードがアクセントの爽やかな酸味の料理です 完成です
■万願寺唐辛子の海老真丈鋳込み
おめでたい席によく作られます
腹身獅子唐などと呼びます 子宝を祈り婚礼や正月によく出されます 万願寺を開いて
その中に、エビのすり身をいれます そして天婦羅などにします
生身は当たりばちでよく当たります 酒と薄口醤油をいれます 味醂も少量いれます
薄口醤油はヒガシマルうすくちしょうゆ(1L)を使ってます 叩いたクルマエビをいれ
ます 更に当たります 卵の元を少量いれます
絞った玉ねぎ微塵切りをいれます
詳しくは 海老真丈の作り方を御覧ください
万願寺とうがらしは包丁で腹を片側だけ切り込みを入れます
[ad#ad1]
中の種を取ります 箸などを利用すると良いでしょう
中に片栗粉をまんべんなくふるいます
海老真丈を鋳込みます 万願寺とうがらしを破かないように注意しましょう
表面は膨らみます あまり、真丈が飛び出さないように均します 三枚目の写真は裏側の写真です
全体に粉うちします
衣は薄めです 万願寺唐辛子の色を出すためと、火の通りを良くするためです
2分から3分揚げます 普通ですと2分ほどで火が入りますが、
あしらいとして、南瓜と楓麸を添えました
包丁にて切りつけて、盛りつけします
盛りつけします 長さを強調してそのままの姿で盛るのが良いでしょう
天つゆ 大根おろしを添えます 完成です
■万願寺とうがらしの焼き浸し
最も有名万願寺料理です シンプルながらの美味しさですね
片面が黒くなったら反対を焼きます
焦げた部分を手で落とします 強くこすると綺麗に取れます
切りつけをします
かつを節と和えます 今回は薄口醤油1 出し2で和えます 薄口醤油は東丸 薄口醤油1.8L 【05P01Jun20】を使用してください プロ御用達です
盛り付けをします 天盛りでジャコなどもよくあいます 今回はムキエビです 完成です 初夏の万願寺とうがらしの基本のレシピですね
最近のコメント