さくらんぼ 品種と基本 和食とさくらんぼ
- 2015/6/24
- 和食の野菜
さくらんぼ
■ 6月から出回るかわいい赤い実
なんとも美しい実でしょうか 少アジア起源のさくらんぼは1872年の明治時代にアメリカから品種の導入がされました 梅などと違いそのまま食べられる赤い実は、その可愛さから大人気になりました
桜が有名な日本ですが、さくらんぼはヨーロッパやアメリカの品種がほとんどです 今でも加工用などを含めて多くのさくらんぼがアメリカなら輸入されています
■ 品種
ナポレオン
アメリカからの輸入種 明治に日本にきました 果実は7g程度のハート型
生食はもちろん加工用にもなります
佐藤錦
ナポレオンがもともとはお母さんです 黄玉との掛け合わせです 6月中旬に出回ります 甘みと酸味の調和が最高の果実です 佐藤錦はもともと佐藤栄助さんが創りだした傑作です 今では日本を代表する品種です
高砂
明治時代からあります 果実が柔らかくおいしい品種です しかし、柔らかいために痛みが早いのも特徴です 個人的には佐藤錦よりも高砂を私はよく利用します
その他
アメリカンチェリー
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カリフォルニアから多く輸入されます 和食店でも使われることがあります 少し皮が厚く固いのが難点です 和食のイメージとしては佐藤錦に軍配が上がらります
ニュージーランドチェリー
赤みの強い品種です 11月ごろから1月に入荷されます
■和食とさくらんぼ
和食では高級素材になります 梅、あんず、プラム、びわなどと比べてもその差は大きく メロンと並んで高額、高級のイメージがあります 和食ではさくらんぼに火をいれることはほとんどありません デザートの果物として使用される、シンプルな利用方法が主です 仮に煮詰めてジャムやソースにする場合はアメリカンチェリーが使われることが多いと思います
メロンと共に色合いとしてつくことも多いです
先日とある店では、氷の器に少量盛り付けされて、デザートとして出されていました 食事の最後に高級感と可愛らしさの演出、さくらんぼ、はなかなかやります 甘すぎない甘さが、後味の良さを生みます
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