和食の新人社員 調理師学校に頼んでみよう 求人票の書き方ポイント 裏ワザも!

昨今、外国人労働者が増えています
飲食の世界でも人員の確保は大変な時代となりました

牛丼のチェーン店が24時間の営業を取りやめたり、ハンバーガーチェーンでは、高齢者の採用を増やしています

飲食店は

  • キツイ
  • 長い
  • 安い
    もともとの、この業界の慣習や体系は若者には不人気です
    しかし、アルバイトという側面で見ると、身近にあるバイト先として、または食事つきのバイトとしてそれなりの人気は確保してきました

さて正社員はどうでしょう 特に和食は

社員というと板前になります

板前について考えます

修行 和食の就職はいまでも「修行」の一面を色濃く残しています
昔はこんな言葉で語られた労働でした

  • 黙って働け
  • 口答えするな
  • ボケ カス
  • 嫌ならサッサか辞めろ
  • 暴力も当たり前

あくまで「修行」でした

この修行には良い面もたくさんあります

 

  • 社会のルールを学ぶ
  • 耐えることを知る

私自身も修行によって、子供から大人に成長できたと感謝しています

一般的な家庭に育ったものとしては、甘え生きてきた部分があります

その甘えを断ち切って、自分の力で生きることを学べました

技術を学ぶ面も大切ですが、精神的な成長を学ぶためには修行は良い経験だと思います

修行と言えば僧侶も同じですね

俗世界から己を断ち切り、仏の世界や神の世界を学びます

髪を落とし身を清め、今までの自分を否定して新たな自分を作ります

しかし、今

料理の世界は修行というもののとらえ方が変わりつつあります

その理由は「人員不足」です

板前のなり手が減りました

修行などと言っている暇はなくなりました

焦って探さなければ、人が集まりません

どこの調理場も新人の板前を探すので必死です

 

解決策はないのか

では、効率よく調理師を集める方法を考えてみます

私のおすすめは、調理師学校の利用です

調理師学校と上手に付き合うということです

調理師学校の生徒さんに就職してもらい板前に育てるやり方です

大手のホテルや料亭はこのやり方で毎年、若い板前を採用してきました

今、個人店や小規模な店舗でもこのやり方を実践する時だと考えます

ルールを守って、調理師学校に話せば相手にしてもらえます

意外なことですが調理師学校が敷居が高いと思っている方が多いようです 調理師学校はとてもオープンです

まずは扉を叩きます

背広を着て調理祭などに出かけてみましょう

どこの学校でも一年一度、文化祭などの行事があります

そこへ出向きます

そして

そして、就職科の先生と挨拶します

もしかすると、就職用のブースがあるかもしれません あれば、そこに向かいます

難しい話は必要ありません

私はこの方法で、6か所の調理師学校を回りました

ほとんど挨拶程度ですみます 就職の状況や卒業生の数などを聞いてみるのもよいでしよう
店の形態などは聞かれますが、ありのまま答えて平気です
そして、求人票をもらいます
これで終了

その後

求人票を記入してら郵送します 以前私は直接持参していましたが、特別効果はありません

求人票の書き方のコツはをお教えします 生徒が応募しやすい書き方があります

  • 店の情報をつける
  • 板長、料理長の経歴や他の従業員の情報を書く

以上です 店の情報は店内の写真や献立、使用している器などなんでも構いません

料理長の経歴は便せんなどに簡単に書きます また、就職後、何が学べるのかも書くと効果的です

どんどん書く チラシや手紙何を添付しても構いません アピールそれが大切です

親方一人の小さな店でも平気か?

本当に平気です その理由はそのような店で働きたい生徒がいるからです マンツーマンで教わりたい そう考える生徒もたくさんいます

集団の大きな職場も人気ですが 小さな店も大人気です

労働保険、厚生年金ないけどへいき?

小さい店舗だと保険がないケースもあります

もちろんあるに越したことはありません

検討するのも一つの手段ですが・・・

不利ですが、知り合いの店はなしでも学校から紹介されています

ただし、少し給料を高めにしています

保険が入れない店の場合は、店の魅力を高めるしかありません

求人票を記載時にキチンとアピールしてみましょう

良いところはきっとあります 保険がないことをカバーするつもりで・・・

忙しくて調理師学校にゆけない

ゆく時間がとれない?平日しか学校はありません その場合は電話で求人票を郵送してくれます

「○○○店と言いますが求人票を送ってください」とお願いします 通常は2.3日で送ってくれます

早い話、日本全国の調理師学校に募集をかけられます

新潟、沖縄がおすすめです 素直な生徒さんが集まります

募集をしたあとは

この後の流れですが、調理師学校で貴方の求人情報を閲覧した学生が就職課の先生を通して、電話連絡あります

その電話で面接日を決めます

そして面接します 面接は、昼の休憩時間や休業日でも構いません 土曜日曜でも良いと思います

駅から遠い場合は、待ち合わせをして迎えにいってもよいでしょう

ここからは、貴方の腕の見せ所 店のこと、貴方のことをアピールします

お見合いのつもりで頑張りましょう

本人が就職を希望すれば、社員採用となります

裏ワザ 寮があること

住む場所があることは絶対的に有利です

特に地方から出てくる若者にとっては安心できるポイントです

出費も安くて住みます

そんなにきれいな施設でなくても、風呂付の安いアパートや部屋が用意出来れば募集は確実に多くなります

多少の寮費、1万円から3万円をもらっても良いかもしれません

 

まとめ

人確保するのに大変に苦労する時代です

ますます、今後は大変になります

調理師学校の生徒も急速に減っています

それこそ、取り合い状態です

修行の面も残しながら、良い板前が育つことは業界にとってプラスです

皆さんの努力が、日本料理を救います

人を育ててください




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