だるま料理店 小田原の名店 刺身と天丼有名店 大正時代の建物でゆっくりと

小田原

東海道の宿場町として名高い古い町

箱根超えの休息を古の旅人たちはこの町でとりました

海の幸、山の幸に恵まれた 温暖な気候は人々に多くの癒しを与えてくれています

小田原城の城下町として栄えた町

今回はそんな歴史の町の有名料理店を紹介します

 

城下町

小田原の駅を降りてすぐにその姿を拝むことが出来ます

小高い丘に上、38.7メートルの白い姿の天守閣が力強く空を貫きます

3重4階の天守櫓は私たちを圧倒するスケールです

上杉謙信や武田信玄を退けた難攻不落の小田原城

平成の大改修を終えて輝く美しさで観光客を集めています

 

小田原は戦国時代から江戸時代まで500年の歴史があります

長い歴史の中で伝統の味や技がたくさん残っています

寄木細工、小田原提灯などはご存知の方も多いかと思います

また、食の文化も豊かです

目の前の相模湾からは新鮮な魚介類また、温暖な山々で育つ農産物も大変に豊です

かまぼこ 梅干し 鯛めし 鯵寿司 わさび 干物 いかの塩辛 外郎などお馴染みの有名な食品がたくさんあります

 

だるま料理店

さてそんな小田原の食材を生かした料理屋を今回は紹介します

「元網元だるま料理店」です

 

小田原の駅から海の方向に徒歩15分 小田原城のすぐそば本町二丁目にだるま料理店はあります

駅前でもらえるマップなどにも掲載されている有名店です

タクシーなどでは「だるま」までと一言いうだけで,簡単に店前までつれていってくれます

もちろん、ネットで検索すればすぐにヒットします なにしろ有名店です

ここで詳しく場所を説明しなくても、たぶん簡単に辿り着けることには不十しないことと思います

それくらい小田原では名の知れたお店です

 

大正時代の見事な建物

目を見張るのは建物 店に着いて最初に驚くことと思います

是非、見上げて見てください レトロで趣たっぷり 料理店と言うよりも、タイムスリップした古びた旅館です

食事の前に建物で観光気分に浸れます

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正面入り口

明治26年に創業 大正時代の建物そのままで昭和、平成と営んできました ちなみに、その前の建物は残念なことに関東大震災で崩壊してしまっています 

 

店に入る前に多くの方が写真を撮影するほどのレトロな魅力的な建築です 是非、食事の前に建物も味わってみてください

屋号にあるように二代目の吉蔵は「網元」でした その吉蔵が多くに資金をつぎ込んで楼閣風の見ごたえのある建物を建築しました 檜や松などをふんだんに使い 一階店鋪入り口には向唐破風造りのポーチをあしらい 二階の客座敷は、数寄屋風の書院造りとなっています ため息がでるほど細かな仕事の見事な建築です 「ふるさと小田原の建築百景」として市民にも愛されています

 

名前の由来

「だるま料理店」の由来は店主に名前の「達磨・・・たつま」から、だるまと名づけられました 店内の色々な場所に、だるまの掛け軸や石造が飾られています また、お賽銭を入れる方がいるほどファンが多い「おかめさん」もぜひ探してみてください

 

定食屋?食堂?料理店?

二階建ての建物ですが一階と二階では異なる営業に形態です

一階は食堂 二階はお座敷で3000円以上のご利用で使用できます サービス料も10%必要となります 

私は一階での利用が多いのですが、少し高級な定食屋さんという感じです 気楽に美味しい料理が楽しめます 「料理店」とは何んとも便利ないい名前です 割烹や料亭では敷居が高くなってしまいます 定食屋だと安すぎるイメージ ちょうどいいですね料理屋って、私は好きです それと二階でも一階の料理を食べられます ただし、高いものを食べないといけません ご予算に余裕がある方は是非二階へ

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店内の様子 お昼前の11時です

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お席は今は余裕ですが、この後は長蛇の列になりました

 

おすすめは?

さて、本題です おすすめとしては、二つに分かれます

「海の幸、刺身系そして寿司」か「天ぷら」

これを言いたくて今回の記事を書いています お刺身が超おすすめです

言うまでもありませんが 新鮮な魚が手に入る小田原ならではの自慢の鮮度です 相模湾は1000メートルを超える深海を含み、黒潮が流れ込む大変に豊かな魚場です 種類豊富な魚が勢ぞろいです 鯵 サバ ぶり 鰯 太刀魚 烏賊 ほうぼう ヒラメ いさき 鯛 ここでしか味わえない小田原の強みです 本当に鮮度が違います その強みを生かした料理を食べられるのが、だるま料理店です 特に伊勢海老の料理は人気です 相模湾の地物伊勢海老が食べられます お値段はずばり安いです 東京の半額程度です 刺し身は600円前後から、握り寿司は1000円から1800円 わたしのお勧めは「やりいかの刺身 980円」です 透き通る身が

新鮮さを語っています それと鯵寿司ですね 鯵は小田原に限ります

 

それともう一品が「天ぷら」です

ごま油が効いた味です 私のお勧めと言うよりも皆さんのお勧めです 実は私は苦手です

一番は天丼が人気です 1500円から それと天婦羅定食で1800円です

人気の天丼は衣が厚い昔風です 

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海老はブラックタイガーの8-12でしょうか

 

天丼のたれに全体を落としてでごはんの上にのせています そのため、べちゃと重めです これが、人気の秘密かもしれませんが・・・私は今風の上から天丼の汁をかけるのが好きです ここは意見が分かれるところですね 

天丼のたれも私は蕎麦屋風の返しやだしが効いたほうが好きです 参考までに作り方は過去記事にあります 作り方に興味のある方はご覧ください

 

まとめ

さて、小田原の「だるま料理店」を紹介しました なにしろ混んでいます 平日でも1階は11時30分くらいから込み始めます ピークのランチ時は満席は当たり前です 特に土日は並ぶ覚悟が必要です 1階は予約もできません 雨に日の平日がねらい目です

 営業時間 11時から20時

 定休日 なし

 二階お座敷は3時から予約可能 二階は3000円のご利用からです

 クレジットカードも使えます

 電話 0465-22-4128

追記

平日の11時でどんどんお客様が来店します

12時ではお待ちで行列です 予約はできませんので時間帯を考えてゆくのをお勧めします

行列です 12時の御昼どき すごい人気ですね

 

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