ボタン イノシシと牡丹の関係 

【牡丹】

牡丹は大きな花を4月から5月にかけて咲かせます 

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」

と美人に例えられるほどの、可憐な花です

【牡丹の使い方】

ダイコンや人参で細工をした牡丹の花を作ります 活造りなどに飾られます また、人参のむきののでも牡丹の花をむきます この場合は桜や梅人参と同様に煮物などでの利用となります 本物の花は散りやすいので、使用は避けましょう 

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【牡丹鍋】

イノシシを和食では「ボタン」と呼びます もともと日本人は獣を食する場合に、名前をそのまま使うのを嫌ったようです イノシシをボタン、馬肉を桜 鹿を紅葉 などと呼びます また、花札の絵柄の牡丹とイノシシも関係しています そして、調理するとわかることですが、薄くスライスするとボタンの花のような模様が現れます これも名前の由来です

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