簡単ポイント

　煮る時間は10分です

　レモンを入れる

これで上手な甘露煮になります

■ 梅雨時、美しい実をつけます

なんとも美しい実でしょうか　木いっぱいにその実を輝かせます　徳島ではとくに盛んに栽培されています　都会のまちでも時折見かけます　また、庭先でも赤い実をつけているのを見かけます　

和食では前菜や焼き物などに利用されます　その場合は甘露煮したものを使うことが多いです　生での使用はほとんどありません　瓶詰めの既成品が市場で手にはいります　近頃は中国産が多いようです

 

山桃は水分が多いのですぐにいたみます　できるだけ木になっている実をとってください　下に落ちたものは料理に不向きです　生の山桃は傷みやすい理由で八百屋などでは見かけません　

今回は山桃の甘露煮を作ります　保存の効く瓶詰めにしてゆきます

■ 山桃の甘露煮　シロップ漬け　瓶詰めにします

採集した山桃はその日のうちに早めに火を入れます　傷みやすい山桃はそのままの保存は不向きです

 

 

山桃はボールを2つ用意して掃除をします　葉や虫などを取り除きながら水を入れたボールからボールに山桃を移動させます　そうすることで、汚れや泥が沈殿して早く確実に綺麗になります　何度か移動をさせて掃除をします

やまももには、ヘタが時折付いたままの実があります　ヘタは煮炊きしても固く残ってしまいます　取り除いてください　写真の青い部分がヘタです　手で簡単に取れます

 

きれいになりました　水気をとり調理をします

火にかけます　水は計ってください　最初に水1升に対して500gの砂糖を入れます　180CCに50ｇの砂糖ということになります　その後さらに500gの砂糖を入れます　今回はグラニュー糖を使用しています

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レモンのスライスを入れます　色止めと味を美味しくします　山桃のみで作るよりも爽やかな美味しさになります

沸騰したらアクを取ります　かなりのアクが出ると思います　こまめに　きれいに　取り除きます

 

沸騰後5分煮ます　火を止めます　そのまま冷まします

 

冷めたら（完全でなくてもいいです）もう一度、火にかけて残りの500ｇの砂糖を入れます　沸騰後5分煮ます

結果的に合計10分煮ることになります　これは大切なポイントです　煮崩れを防ぐために合計10分を守るのが良いと思います

瓶を用意します　瓶はよく洗い水から鍋に入れて火にかけます　煮沸消毒をします　フタも同様です　瓶は下記で購入が良いでしょう

 

火を止めた甘露煮を消毒した瓶に入れてゆきます　瓶は乾いた布巾やキッチンタオルで軽くふきます　この時、甘露煮も瓶も100度の熱々の状態です　どちらかが冷めていても、長期保存は出来ません　熱々を守ってください

 

多少、空間を残して同じく熱々のフタを閉めます　乾いたタオルなどを利用して、固くフタを閉めます　中身が冷めてゆく時に中と外の気圧差が生じて密封されます

自然に冷ませます　完成です

 

何日かして開封しました　みずみずしいピカピカの山桃のシロップ漬けです

 

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