ひな祭りの前菜 菱餅たまご 伝統的な日本料理レシピです 

菱餅

魔よけの意味合い 縁起物として3月3日のひな祭りに飾られます 言われは諸説ありますが、基本的には赤、白、緑などに色付けした餅を重ねて菱形に切ったものをさします 色合いは地方によって異なるようです

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和食とひな祭り

3月3日にひな祭りの献立は懐石料理などでもよく登場します 主な料理を記載します

はまぐりの羽二重・・・女の子の節句なので女性を象徴するはまぐりの吸物

金柑甘露煮・・・橘から柑橘類をよく使用します

鯛のあられ上げ・・・雛菓子のあられから塩味のあられをまぶしてあられ上げ

白酒焼き・・・酒粕を使用して焼き物に仕立てます

ぼんぼり烏賊・・・烏賊の真砂和え、特に明太子のような赤い魚卵であえます ぼんぼりの炎に見立てます

菱餅真丈・・・菱餅を魚のすり身でつくります

菱餅卵

今回は菱餅卵を作ります 和食では古くからある献立です 卵料理は手間がかかりますが原価が安く済みます また女性は特に喜ぶ献立です

材料

卵 青のり でんぶ 砂糖です

では菱餅卵を作ってゆきます

ゆで卵を作ります

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ゆで卵は硫黄が出ないように茹でます 沸騰してから12分を目どに確実にきれいなゆで卵に仕上げます

出来上がったゆで卵を黄身と白身に分けます

それぞれを裏ごしします

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裏ごしします

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完成です

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裏ごしした白身を二つに分けます

分けた白身の一つは青のりを入れます

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青のりは少量です

もう一つはデンブを入れます

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デンブの入れすぎ注意

どちらも味付けは砂糖のみで味付けます デンブはもともと甘い味があるので注意が必要です

あまり甘すぎないように少しずつ砂糖を入れてください

続いて黄身の処理をします

黄身はそのままの色を生かせます 砂糖を入れて甘い味をつけてゆきます

三色が完成しました

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きれいな色合いです

三色を丁寧に重ねてゆきます

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最初がピンク

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真ん中が黄色

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最後が緑

 

蒸し器に入れて蒸します こうすることでしっかりと三段がくっ付きます

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蒸時間は5分

粗熱を取ります 切り付けをします ひし形を意識してきれいに切り付けます

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きれいな菱形を作ります

完成です 天盛で花びら百合根を飾りました

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右は金柑甘露煮です





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