日本料理 もう迷わない!和食のクリスマス献立 前菜レシピ

待ちに待ったクリスマス

街中にイルミネーションがきらめきます

クリスマスソングが流れて、クリスマスケーキがならび、ツリーも飾られ、本当に12月のクリスマスは盛り上がる一大イベントです

クリスマスの料理はどちらかと言うと洋風がメインです

デイナーショーもホテルもほとんどフランス料理 もともとは西洋のお祭り、イエスキリストの生誕を祝うものですからしかたがないかもしれません 七面鳥や鶏肉は有りでも、まぐろや煮物は似合いません お菓子だってケーキは有りでも和菓子は無しです 羊羹もどら焼きも出番がありません

そこで、今回はクリスマス風に仕上げた和食の紹介です

クリスマスの気分を和食でも味わってみましょう 奇を衒うまでゆかないように注意をすれば意外と和食でも演出できます 最も季節感を出しやすい前菜のレシピです 楽しみながら遊び心をもってチャレンジしてみてください

「鶏肉の照り焼き 雪化粧和え ズッキーニを添えて」

鶏肉を切りつけします 一口サイズを見当に切りつけしてください

照り焼きに仕上げます 焼き鳥のイメージで焼き上げます クリスマスなので七面鳥も可能ですが和食という意味合いでは鶏肉がよいと思います

何度か照りをつけます 今回のタレは甘めに仕上げたタレです

鳥だれの割合

合わせやすい鳥だれです 参考にしてください

濃い口醤油1に対して味醂1 ここに砂糖です 砂糖の量は「かなり甘い」と感じる程度で加減します 沸騰をさせてから煮詰めて完成です 鳥の皮や身を入れると味が良くなります

 

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一口サイズが大切です

 

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焼いてゆきます

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照りをつけます

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繰り返し照りをつけます

 

氷餅を細かく手でもみます 粉状になったら先ほどの鶏肉にまぶします 雪化粧に見立てています

氷もちは冬の演出で大活躍です 特集もご覧ください 和食 冬の前菜 冬の演出 雪や霜の表現の仕方 4つの献立で冬を表現を教えます

氷もちは何種類かあります 下記のリンクが一般的に手に入るものだと思います

 

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氷もちを砕きます 手で簡単に砕けます

ズッキーニはバターで焼きあげて醤油で味をとります ズッキーニの上に盛り付けをします

 

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「楓人参のバター煮」

楓に抜くか、切りつけをします 白醤油で煮ています

出し8 白醤油1 味醂1 砂糖適量です ポイントとして

仕上げにバターを落とします

煮詰めて完成です 女性や子供には星形や熊などに抜くのも良いかもしれません


手に入るのなら下記のようなガーリックバターも最適です 料理に厚みがでます

 

「海老の味噌がけ 星オクラとギンナン添え」

海老や伊勢海老もクリスマスにはむいています 伊勢海老は前菜としては高価なので海老を使います

海老は殻をむき背わたを抜きます さっと茹でて水に落とします 薄口醤油1と出汁9 味醂1につけ込みます

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ボイルします

味噌は八丁味噌を酒と味醂でのばします 味噌は器にあらかじめひきます

海老を盛り付けします 銀杏をスライス オクラをボイルして輪切りで飾ります 完成です

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「牡蠣としめじの西京味噌クリーム焼き ピンクペッパー添え」

牡蠣は薄味で含めます 今回は生牡蠣を塩ゆでしました

クリームソースを作ります 鍋にバターを入れて熱します

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バターを溶かします

 

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バターをかき混ぜながら炒めます

小麦粉をバターと同量ほど入れます 

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小麦、バターをさらに炒ります

 練り上げます 薄く色が付いたら牛乳を入れます 仕上げに生クリームを入れます

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この様な状態で弱火でもう少し炒ります

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ここで牛乳

微塵の玉ねぎを入れます

味付けは塩でベースの味で ここでポイント

西京味噌を入れます

微かな味噌の香り程度で良いと思います 和食らしくなります また、牡蠣には味噌がよく合います しめじを加えて煮詰めます 味が整えば完成です

牡蠣を盛りつけてソースをかけます 焼きあげて焦げ目をつけます

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焼いてゆきます

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焦げ目が大切

仕上げにピンクペッパーを飾ります 完成です

 

「アスパラガスの白和え」

アスパラガスは色よくボイルをして、八方汁につけ込みます

 

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一口サイズに切ります

 

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ゆで上げます

豆腐を絞ります

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バットで挟んで絞っています

裏ごしをします

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ごまペースト 薄口醤油 砂糖で味を決めます

アスパラと和えます ラディッシュを添えます 共にスライスしたサーモンも添えても綺麗です よりクリスマスらしくなります

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白い雪のようにコンモリト

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完成です

「柊の葉 雪化粧(注意食べられません)

ヒイラギの基本的な使い方です そのまま使わないで包丁を入れてください(棘の処理です)

ヒイラギは周りのトゲをハサミや包丁で落とします

 

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包丁で先端を切り落とします

ヒイラギを味醂で濡らします 片栗をつけます

 

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押し付けるようにヒイラギに片栗をつけます

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しっかりと付けます

中央に飾ります

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完成です 盛り付け例

雪輪蓮根

クリスマスの献立でよく登場する蓮根料理です 蓮根を切り付けをして雪の結晶に似せます 大きい蓮根よりも小さめの蓮根が前菜にはお勧めです 基本の味付けは酢の味付けとなります

最初に蓮根の皮をむきます 皮むきむくのが良いでしょう

下記は昔ながらの皮むきです

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薄く皮むき

スライスします 6ミリ前後です 割れやすいので切れる薄刃を使いましょう ここで蓮根の穴に注目します

穴の大きさよりも少し小さな切れこみを入れます

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これだと小さいので も少し切ります

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最適な幅です

一周、すべての穴に切込みを入れます

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雪の結晶の出来上がりです

酢に漬ける前に下準備をします

蓮根は水に漬けて色変わりを防ぎます

沸騰した湯に落とします ゆで時間は3分ほどです 酢を少し落とすとアクが止められます

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写真は花蓮根ですが茹で方は同じです

冷水に落とします 粗熱を完全に取り除きます

合わせ酢をつくります

米酢0.8 水3 砂糖0.8

上の材料を火にかけて沸騰させます 冷まします

冷めたら蓮根を漬け込みます

米酢は一般的なミツカンやブランド品まで各種あります 上質なものを選択しましょう

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酢に漬け込みします

雪輪蓮根の完成です 冬の前菜として季節感を出すのに最適です 是非、活用してください





クリスマスに役立つ冬のレシピ集です

和食 冬の前菜 冬の演出 雪や霜の表現の仕方 4つの献立で冬を表現を教えます

蓮根の基本 花蓮根の作り方 蛇籠蓮根 雪輪蓮根 矢羽蓮根 蓮根梅肉飯

下仁田ねぎ 鍬焼きの基本(鴨と下仁田) コンソメ炊き 新引き揚げ ネギま

京芋料理 揚煮の基本三種 前菜、煮物、揚物 飛龍頭鋳込 京芋二色焼き

姫リンゴの料理 前菜 二色コンポート ピクルス風 秋の使いやすい食材です

スイートポテト さつま芋で作る和食のデザート 懐石料理にも!生姜と小豆入り

鮭のさばき方とルイべ 氷頭の作り方 オスとメスの見分けかたも伝授

クリスマスの後はすぐにお正月 下記はお正月料理の特集です

栗きんとん基本レシピ くちなしの使い方 和風マロン白玉 

くちなしの実の基本 栗きんとんに使います 特徴と使い方

金柑 種抜き 甘露煮 金柑ソースとジャム 金柑の味噌餡包 おせちの定番

牡丹百合根  ユリ根 むきもの基本

栗の甘露煮 栗のワイン煮レシピ 甘露煮3つの重要ポイント

いくらの作り方 醤油漬け 塩漬けの二種類 板前が解説する自家製いくら

鴨肉下処理 鴨ロース煮 鴨南蛮(鴨汁せいろ) 鴨治部煮 基本の鴨料理を詳しく解説

生麩の基本 煮る方法を学ぶ かば焼き 田楽 手毬麩、おせち料理に最適

赤飯の作り方 炊飯器と蒸し器で作る うなぎと赤飯笹蒸  祝い 節句 正月に

 

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経験年数の少ない職人はもとより、日本料理を学びたい方すべてのお役に立てれば何よりです 

世界に誇れる日本料理のさらなる発展を願います

 

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